【S10 最終35位/2107】 催眠バレルゲンガー
S10お疲れ様でした!
目標としていた最終50位以内とレート2100↑を取ることができました。
【構築経緯】
初めに考えたのはパッチラゴンの一貫を切ることでした。地面枠+フェアリー枠でドサイドンとアシレーヌを使いたいと思って採用した。
次に初手に投げやすく、マリルリや水ウーラオスなどのクッションにもなるモロバレルを採用した。持ち物は襷。
初手のモロバレルから有利な展開を作るためにゲンガーを採用した。後述もしているが、襷枠の誤認も狙えるようにした。
ここまでで氷タイプやオーロンゲの壁展開などが面倒だったため、トリックや鬼火でいろいろできるスカーフロトムを採用した。
最後に悪ウーラオスを採用した。モロバレルが誘うナットレイを確1で落とせる+胞子で眠らせたあとに火力を押し付ける動きが強いと考えた。この枠は初めはパッチラゴンだったが、相手に地面枠+フェアリー枠がいるだけで出したくなくなってしまいほとんど出せなかったので悪ウーラオスに変更した。
〈コンセプト〉
・モロバレルから展開し身代わりや高火力の押し付けで有利展開に持ち込む
・ダイマを先に枯らす
〈個体紹介〉
1.ゲンガー@黒いヘドロ
特性:呪われボディ
性格:臆病
実数値:135-x-81-182(252)-95-178(252)
技構成:祟目/ヘド爆/身代わり/催眠術
7世代型のゲンガー。
ドラパルトやミミッキュなどのゲンガーが特にきつい相手がいなくなったため採用した。
できるだけ素で催眠を撃ちたくなかったため、後述するモロバレルと同時に選出することが多かった。
モロバレルが流行っている+今期はイカサマ持ちが少なかったため、胞子以外のタイミングでゲンガー投げ身代わりが刺さった。
身代わりは有利対面での様子見ができたり、相手のダイマが読めるときに身代わりでターン枯らしなどもできた。
どうしようもない場面でも6割で勝ち筋があり勝ちを拾えた場面もあった。
ダイマしたときの白いキョダイゲンガーかっこいい。
2.ヒートロトム@こだわりスカーフ
特性:浮遊
性格:臆病
実数値:147(172)-x-128(4)-135(76)-128(4)-151(252)
技構成:ボルチェン/オバヒ/トリック/鬼火
壁展開など、起点作りから積みエースっぽい構築に多く選出し、トリックを絡めて仕事をさせないようにしていた。
トリックで技を縛ったあとに、場合によってはゲンガーで身代わりを残せるときもあった。
3.ドサイドン@突撃チョッキ
特性:ハードロック
性格:意地っ張り
実数値:191(4)-191(108)-151(4)-x-101(204)-84(188)
技構成:地震/ロクブラ/炎のパンチ/馬鹿力
S:無振り60族+4
地面枠。
ADベースでチョッキを持たせることによりD種族値55とは思えないほどの特殊耐久があり使いやすかった。
60族付近のSラインをどこまで伸ばしているのかわからずこのラインにしたがもっといい調整があったかもしれない。
4.アシレーヌ@食べ残し
特性:激流
性格:図太い
実数値:177(172)-x-134(220)-147(4)-137(4)-94(108)
技構成:熱湯/ムンフォ/瞑想/身代わり
S:準速40族+2(ドサイドン意識)
フェアリー枠。
実際出せる場面が少なく、瞑想身代わりの余裕がある場面も少なかったのでチョッキの方がよかったかもしれない。
5.悪ウーラオス@こだわり鉢巻 ※キョダイ個体
特性:不可視の拳
性格:陽気
実数値:175-182(252)-120-x-81(4)-163(252)
技構成:暗黒強打/インファイト/雷パンチ/不意
後述するモロバレルの胞子から後投げして大きな負荷をかけることができる。
ナットレイの被選出率がほぼ100%であったので、ナットレイ入りには選出してナットレイを倒せばモロバレルが通りやすくなったり、裏を1体落とせればモロバレルナットレイ対面でTODも可能となった。
6.モロバレル@きあいのタスキ
特性:再生力
性格:図太い
実数値:219(236)-x-132(236)-105-105(36)-50
技構成:ヘド爆/ギガドレイン/胞子/光合成
構築の軸。
技構成はクリアスモッグが欲しい場面は少なく、モロバレルミラーで不利にはならずダイマしてもある程度の性能を発揮できるこの構成になった。
アシレーヌ、水ウーラオス、マリルリなどに対して後投げが比較的安定する。
行動保証を持たせて確実に相手を眠らせることができるように襷を持たせた。構築にゲンガーもいるため襷が読まれにくかった。初手に選出することが多く、ゲンガーと同時に選出した場合は、後攻催眠からゲンガー出し身代わりで最速起き以外は有利な展開にできる。
初手ダイマ構築などはほとんど切ってくれたため襷で耐えて眠らせて仕事をさせずに枯らすことができた。
このポケモンはあくまでもタイプ受けであるので、悪ウーラオスやホルードなどの等倍の物理アタッカーは受からないので耐久を過信してはいけない。
モロバレル+ゲンガーでダイジェット持ち以外のマリルリに対してかなり安定した。
・選出率(体感)
モロバレル>ウーラオス>ゲンガー>ドサイドン≧アシレーヌ>ロトム
〈重いポケモン〉
・オンバーン
上から行動できるポケモンがいないこと、お見通しで襷を見られてダイマしてこなかったり挑発も多かったりときつい要素が詰め込まれていた。
・ペンドラー
バトンに死ぬほど負けた。
・ダイマ水ウーラオス
・氷タイプいろいろ
〈選出〉
・多かった選出
初手モロバレル+ウーラオスゲンガー
この選出が一番多かった。
・初手の対面での行動
vsパッチラゴン
初手に来るパッチラゴンはラム持ちか珠でダイサンダーから入ってくることが多かったので光合成から入る。
(最終日めちゃくちゃナックルから入られて死ぬほどきつかった)
vsポリゴンZ
胞子→ゲンガー引き身代わり
最速起き→ウーラオス引き(ノーマル技は撃たれないため)
最速起き以外→ゲンガーで突破。さらに最長眠りであれば身代わりを残して突破できる。
少し流行っていたDLのダイアイス持ちはモロバレルの襷を貫通してくるので辛かった。
vs受け構築
モロバレルウーラオス+ゲンガーorロトム
モロバレルの胞子とウーラオスで有利対面を作って受け切れない火力で崩す。
ロトムのトリックを絡めて動きを縛る。
〈戦績〉
TNwhiz 78戦 61-17
最終35位
レート2107
瞬間最高順位↓
終了直前↓
TNゆうき 267戦 160-107
最終535位
最高レート2085最終1950
〈感想〉
今期は中盤から本気で潜り始めて、最終日前日に21と初瞬間1桁も取ることができ、最終も一応の目標としていた50位以内を達成することができたのでよかったです。
最終日はメインロムを21も乗せてチキンレースをするつもりが、結局溶かして戻すことができなかったのが残念でした。
S11はこれ以上に強く安定して勝てる構築を組んで勝てるように頑張りたい。
ここまで閲覧ありがとうございました!